ロータリー・センター(平和および紛争解決の分野における国際問題研究のためのロータリー・センター[通常は単にロータリー・センターと呼ぶ])は、2002年に創設されました。
日本のロータリアン(ロータリークラブの会員)は、ロータリー世界平和フェローに対して、さまざまな形で支援しています。世界に7つあるロータリー・センターの一つ、東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)をホストしているだけでなく、ロータリー・センターへの財政的な援助で日本は世界のリーダーでもあります。
ロータリアンたちは、多く人たちがこの制度を利用して海外の大学院で修士の学位を取得し、各地で起きている紛争の解決や平和問題のエキスパートとして活躍していただきたいと願っています。
なお、留学先となるロータリー・センターがある大学は下記の通りで、修士号取得までの履修期間は国によって異なります。
〇デューク大学/ノースカロライナ大学チャペルヒル校 (アメリカ) 履修期間21か月
〇カリフォルニア大学バークレー校 (アメリカ)
履修期間21か月
〇クイーンズランド大学 (オーストラリア)
履修期間16か月
〇サルバドール大学 (アルゼンチン)
履修期間16か月
〇ブラッドフォード大学 (イギリス)
履修期間15か月
〇国際基督教大学 (日本)
履修期間24か月
○チュラロコーン大学(タイ)
短期研修のみ
この奨学金(フェローシップ)はの応募資格は--
〇 大学院の修士課程で修士号を取得するプログラムですから、4年制の大学を卒業していることが必要です。
〇 大学を卒業してすぐではなく、3年以上フルタイムの職務経験が必要です (関連分野の経験に関しては無給のボランティアでも可)。
〇 日本人の場合、日本語以外に、自分が受験しようとす る大学で使われている言語の能力が求められます。
応募者は各ロータリークラブを通じて申請書を提出し、それぞれの地区が1人の候補者を選考した上、書類を7月1日までに国際ロータリー世界本部(アメリカ・イリノイ州エバンストン)に送って、世界各地からの候補者と競う形で選ばれます。
〇 詳細(申請書の様式を含む)に関しては、国際ロータリーのホームページ(開いたときに文字化けをしていたら、「表示-エンコード-Unicode(UFT8)」にすると、問題が解消します)で、見ることができます。
注、申請書の締切日は、選考の都合上、それぞれの地区によって異なります。各地区にお問い合わせください。(日本国内、各地区のホームページはこちら)
世界平和フェローの経験を生かして活躍する日本の学友たち
世界中に7つあるロータリー・センターでは、教室で知識を学ぶだけでなくフィールドワークも行います。修士課程の全学生は3か月にわたって、教室外での専攻分野の実地体験に参加することを要求されます。
つまり、世界平和フェローたちが規定の科目を修了した際には、修士号の学位とともに、現実世界での経験も身に付けているのはもちろん、留学先では地元のロータリアンたちと常に連絡を保つよう求められているので、雇い主にとっては非常に魅力的な存在になるのです。
世界平和フェローの課程を終えた日本人の学友自身もその経験をうまく生かしています。
第2770地区・浦和RCから推薦され、ブラッドフォード大学(イギリス)のロータリー・センターで学んだ岸谷美穂さんは、現在、自らも設立にかかわった日本のNGO組織Peace Winds Japanとともにイラクで活躍しており、彼女のイラクにおける平和への貢献に対しては、第2回中曽根康弘賞優秀賞が授与されています。
また、第2680地区・神戸RCからの推薦で、デューク大学/ノースカロライナ大学チャペルヒル校(アメリカ)のロータリー・センターで学んだ細井麻衣さんは、修士課程修了後、直接スーダンに行き、ダルフールで難民のために働きました。そのことがあって、彼女は現在、ジュネーブにある国連難民高等弁務官事務所の要職に就いています。
ロータリー世界平和フェローに関するお問い合わせは、rotarycenters@rotary.orgにメールをお送りください。なお、日本語のメールは国際ロータリーで使用しているコンピューターのフォントの関係で漢字やかな文字が読めないことがありますので、恐れ入りますがPDFファイルに変換して添付ファイルにするか、英語でお願いできれば幸いです。
世界平和に貢献したいと考えている、たくさんの方の応募をお待ちしています。 |