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ロータリー関連資料

国際ロータリー会長とは
  RI会長(president)は、RIの最高役員です。「会長は、RIの第一の代弁者であり、国際大会とRI理事会の会合を主宰し、事務総長に助言し、その他の関連する任務を行う」と『手続要覧2007年』P59に記載されています。  RI会長の選ばれ方については、本誌2006年2月号横組みP20~21「クラブ会長 ガバナー RI会長の選ばれ方」でご案内しましたが、2009-10年度ケニーRI会長の場合として再記します。  
 まず、RI会長は就任の前々年度に、「RI会長指名委員会」によって指名され、RI会長ノミニー(president-nominee)となります。「RI会長指名委員会」とは、RI理事指名のために設けられた34のゾーンから選挙された、17人の委員によって構成されている委員会のことです。次に、RI会長ノミニーは、前々年度の国際大会で選挙(エレクト)され、RI会長エレクト(president-elect)となります。そして、就任年度の7月1日から、RI会長となります。  RI会長ノミニーが決まると、近刊号の『友』誌に紹介記事を掲載します。『友』ホームページには9月のRI指名委員会の後、RIからの連絡が届き次第、その情報を案内しています。

そして、何をしているの?
 こうして決まったRIの最高役員・代弁者であるRI会長は、原則、ロータリー世界本部であるアメリカ・イリノイ州エバンストンで執務しています。  執務の内容は実にさまざまなものです。国際ロータリーでは、ほぼ毎月、何かしらの大切な会合が定期的に行われますから、RI会長にはこれらをつかさどるという重責があります。加えてロータリーの設けた各賞を授けるための審議、それら賞の表彰セレモニーを行ったり、世界中からRI本部にやってくるロータリアンと面会したり、ハードなスケジュールの日々を過ごしています。
 エバンストンで執務している以外の日は、RI会長は各国を訪問している、と言ってもいいでしょう。国際ロータリーを代表する者として、各国の現または元政府指導者と会談し、世界中のどこかで開催されているクラブの会合や例会、地区大会などの集まりに、出席しています。こうして、ロータリアンの生の活動状況を目の当たりにし、ロータリーのプログラムを遂行するよう、RI会長は会員を奨励しているのです。

国際協議会(International Assembly)
 RI会長としての任期は、先述したようにその人の年度の7月1日から始まりますが、 会長としての方針、テーマを打ち出す場が国際協議会です。近来、毎年ほぼ2月に開催されているこの協議会をつかさどり、自身によって次年度RIテーマやそのロゴマーク、新プログラムなどを初めて提示し、解説します。

理事会(Board of Directors of RI)
 定期的に行われる大切な会合として、まずRI理事会が挙げられます。クラブの管理主体が、クラブの理事会であるのと同じように、RIの管理主体も、RIの理事会です。クラブ会長がクラブ理事会の議長を務めるように、RI会長はRI理事会の議長を務めます。  理事会は、世界中の全クラブを代表する責務をもつ理事(directors)17人と、RI会長、RI会長エレクト、計19人で構成されています。例えば、従来7月だった識字率向上月間が、本年度から3月に移動しましたが、このような特別月間の変更など、理事会で決まったことは「国際ロータリーの理事会の決定事項の抄録」として随時『友』誌やホームページに載ります。

地区大会(District Conference)と国際大会(Convention)
 本来ならばRI会長としてすべてのあらゆる会合に参加したい、というスピリッツは、ロータリーならではのものでしょうが、残念ながら現状は不可能。そこで、RI会長は世界各国の地区大会には「RI会長代理」を派遣し、メッセージを寄せたりすることで、その任をなしています。そして、国際大会の主宰は、会長としての仕事のハイライトとなります。 そのほかの国際的会合  RI会長は、そのほかの国際的会合に出席します。RI会長指名委員とRI理事指名委員を選挙するため、RI細則で定められ、RI理事会が編成したクラブの集団をゾーンといいます。このロータリー・ゾーン研究会で講演を行ったり、ロータリーの行事日程表では、特別の行事とみなされているので、毎年度開催されるとは限りませんが、会長主催会議(Presidential Conference)を主催したりします。この会議の目的は「親善と理解を増進する人道的奉仕や活動に関するロータリー及び国際的問題を討議することをはじめ、国際的な奉仕プロジェクトの開発を助長し、意見を交換するフォーラムを提供する一方、出席者間に交友、友情、理解を開発し、育むこと」(『ロータリーのいろは』P24)にあります。

賞および表彰(Awards and Recognition)

 ロータリーでは、努力した個人やクラブをたたえるため、さまざまな賞を設けています。どの賞についてもRI会長は関与していますが、特に、ロータリアンが一個人として奉仕に関与することにより、ほかの人々にも「奉仕しよう」という気持ちを抱いてもらい、地域社会でのロータリー奉仕の高い水準を推進、同時に、四大奉仕部門に参加するクラブを増やすことを目的として、「会長賞」がクラブのために設定されています。  
 賞の具体的な内容は、伝統的にはRIテーマに沿ったものとなりますが、RI会長によって毎年更新されるので、会長の特色がみられるものとなります。例えば2006-07年度のボイドRI会長は、2007年4月1日までに会員1人以上の純増、さらにクラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕と会員増強の5分野の中から4つの活動を実行すること、としています。

 「事務総長は報酬を受ける唯一の役員とする」(『手続要覧』2007年P192)。すなわち、ほかのRI役員は全員無報酬です。RI会長は報酬なくとも、今日も世界中を飛び回っていることでしょう。

参考文献 クリフォード・ダクターマン『ロータリーのいろは』1992年、『手続要覧2007年』、『改訂ロータリアン必携』2004年、など国際ロータリー発行の公式文献類、『ロータリーの友』、『The Rotarian』の各誌など。 『ロータリーの友』2006年8月号掲載、その後の変更を修正
 
 
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