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ロータリー関連資料
 文字通り、激務となるガバナーを「補佐」する責任を負うために、理事会の方針に従い、ガバナーから任命される役職です。
1996年2月のRI理事会で、増大し続けるガバナーの責務を軽減するため、「地区リーダーシップ・プラン」(District Leadership Plan=DLP)が、承認されました。1997-98年度、このDLPを採択した地区は、複数のガバナー補佐を、任命できることになりました。DLPには、ガバナー責務を軽減するばかりでなく、ガバナー補佐がガバナーの責務を分担することで、地区の運営の再編成が今まで以上に可能になったり、より柔軟性をもった公式訪問が、実施できるようになるという効果がありました。
世界でDLPを試験的に先に実施した12地区は、1人のガバナー補佐が担当するクラブは、4~8クラブが妥当、と判断しています。なお、2002年6月30日までに、すべての地区がDLPを開発、採択しなければならなくなりました。

ガバナー補佐の仕事
 地区の中を分け、1人のガバナー補佐が数クラブを担当することにより、ガバナーはクラブの管理面に付随する任務の多くを、補佐に委任できることになりました。
 具体的には、ガバナー補佐は、PETSや地区協議会に出席したり、各クラブを訪問したり、そのスケジュールや計画を立てたりします。地区大会の各クラブ紹介の折、ガバナー補佐が自分の担当しているクラブについて、一言コメントを添えて、紹介するという例も増えてきました。


ガバナー補佐になるための資格と研修
 ガバナー補佐も、ガバナーと同じように、その資格に対しては細かい決まりがあります。少なくとも3年間、名誉会員以外の会員身分であること、「地区内クラブに所属している瑕疵なき会員」であること、「クラブ会長を全期務めた経験」などが、必要です(『手続要覧』2007年P38)。
 ガバナー補佐は毎年、地区から1年の任期で、任命されるものですが、地区指導者の継続性を図るため、そして、多くの指導者に奉仕の機会を提供することができるように、その1年の任期は3期までに限って、務めることが推奨されています。こういった意味合いも含むので、パストガバナーの任命はしないように、となっています(『手続要覧2007年』P37を参照)。
 研修は、ガバナーエレクトにより行われます。ガバナーエレクトは、地区諮問委員会や地区研修リーダーの協力を得て、ガバナー補佐の研修プログラムを開発、実施する義務を負っているからです。
 「地区内のクラブの管理は、ガバナーの直接監督下に置かれる。」(『手続要覧2007年』P28)。「クラブの管理は、ガバナーの直接監督下に置かれる」という文言は、ガバナーが一方的な独裁をふるうことを意味してはいません。いつでも、最適の候補者を得るために――現任のガバナーは「次なるガバナーにふさわしい候補者」を調査し推薦するように、所管地区内のクラブに対して要請してほしい、とされています。クラブあてに、ガバナー候補者推薦に関する身分・資格・任務に関する書類が届いていることに、お気づきでしょうか。クラブも、自分たちを適格に管理してくれる人を探すように、要請されています。
 「ガバナー」には、英国の俗語では、おやじ、父親というニュアンスもあるということは、ガバナー(Governor)の項目で先述しました。あたかも父親が子どもを導くように、慈愛をもって、ガバナーはクラブを導き、クラブはそれに応えていく、ということなのでしょうか。ガバナー補佐は、もちろんガバナーを補佐してはいますが、あくまでも地区の任命者なのであって、RIの役員とはなり得ません。地区におけるRI役員は、ガバナーが唯一なのです。


参考・引用 『手続要覧2007年』「国際ロータリー理事会決定事項の抄録」等
『ロータリーの友』2004年8月号掲載、その後の変更を訂正
 
 
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