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ロータリー関連資料
 英語の辞書で“Governor”を引くと、監督者、管理者、公共機関などの管理委員、理事、といった語義が並びます。興味深いのは、英国の俗語ではおやじ、父親という意味合いがあることです。
 新年度が始まって、1か月がたちました。ロータリアンは、年度ごとに、新しいガバナーに出会います。遠い存在に感じられる方、身近な存在に感じられる方、人によりさまざまでしょう。

ガバナーに就任するまで

 ガバナーとは、所管地区のクラブによって指名(ノミネート)され、国際ロータリー(RI)の国際大会にて選挙(エレクト)される、RIの管理役員です。
 ガバナーとなる人が、地区で、指名されたときの名称は「ガバナーノミニー」です。ガバナーノミニーは、就任する前々年度の国際大会で選挙され、「ガバナーエレクト」となります(2009-10年度のガバナーは、2008年6月、ブリスベーンで開催されたRI国際大会で選挙され、ガバナーエレクトになりました)。
 そして、国際協議会(1998年の規定審議会での決定により、1998-99年度からは、2月15日より前に開催されることになりました)で研修を経た後、自分が国際協議会に参加した年の7月1日に、ガバナーとして就任します(2009-10年度のガバナーは、2009年2月15~22日にアメリカ合衆国サンディエゴで開催された、2009年国際協議会に出席しています)。その時から1年(または後任者が選挙され、資格が確定するまで)、ガバナーの任にとどまります。任期を修了すると、「パストガバナー」と呼ばれるようになります。


ガバナーの仕事

 『手続要覧2007年』(P28~30・P218~223)から要約し列挙すると、「新クラブ結成」「既存クラブの強化助成」「地区指導者クラブ会長と協力し、地区内各クラブのために現実的な会員増強目標を設定して、会員増強を推進すること」「プログラムへの参加と資金寄付に関してロータリー財団を支援すること」「クラブとクラブ、クラブとRIの間に、良好な関係を促進すること」「地区大会を計画・主宰すること」「PETS(会長エレクト研修セミナー)と地区協議会の計画・準備に当たるガバナーエレクトに協力すること」「地区内全クラブを公式訪問すること」「クラブ会長・幹事にガバナー月信(Governor’s Monthly Letter)を発行すること」「会長またはRI理事会の要請があれば、速やかにRIに報告を提出すること」「ガバナーエレクトに対し、国際協議会の前に、地区内クラブ状況について、詳細な情報を提供し、併せてクラブ強化策の勧告案を提供すること」「地区内でRIの決まりが確実に実施されるよう計らうこと」「地区内で運営されているロータリアンのグループ(ロータリー友情交換、国際共同委員会、世界ネットワーク活動グループなど)の活動について定期的に尋ねること」「地区で保存すべき文書をガバナーエレクトに引き継ぐこと」「地区内におけるRI役員としての職責に属するその他の任務を遂行すること」などとなります。


ガバナーになるための資格

 ガバナーになるためには、1つまたはいくつかのクラブで通算7年以上会員であり、クラブ会長を全期務めた経験が必要とされるなど、その資格には細かい条件があります。ほかにも、例えば職業分類の正当性が疑問の余地なきものであること、その任務に耐え得る能力があるということ、また健康であるということも、重要です。
 さらに細かい条件が掲載されていますから、『手続要覧2007年』(P28)ならびにRI細則15条(同P227-228)をご覧ください。また、資格条件を満たしても、国際協議会で研修を受けないと、せっかく受けた指名が承認されず、ガバナーにはなれません。

参考・引用 『手続要覧2007年』「国際ロータリー理事会決定事項の抄録」等
『ロータリーの友』2004年8月号掲載、その後の変更を訂正
 
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