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ロータリー関連資料
 米国およびカナダ内のクラブの各会員は、会員籍にある限り、すべて機関雑誌の有料購読者とならなければならない。かかる購読料は、クラブが会員から徴収し、会員に代わってRIに送金しなければならない。
国際ロータリー細則20.020.2 購読義務

 米国およびカナダ以外のクラブの各会員が、RIの機関雑誌またはRIの理事会が承認し、当該クラブに対して指定したロータリーの雑誌の有料購読者とならなければならない。本人が会員となっている限り、その購読を続けなければならない。  
国際ロータリー細則20.030.1 購読義務

 RI細則に従って、本クラブがRI理事会によって、本条規定の適用を免除されていない場合、各会員は、会員身分を保持する限りRIの機関雑誌またはRI理事会から本クラブに対して承認ならびに指定されている地域的なロータリー雑誌を購読しなければならない。購読の期間は、6カ月を1期として取り扱い、本クラブの会員となっている限り継続し、1期の中途で会員でなくなった場合にはその期の末日をもって終わるものとする。
標準ロータリー・クラブ定款 第14条 第1節 購読義務


なぜロータリーの雑誌を読むのですか

 今月の新会員ノートは、いきなり難しそうな規則の羅列で始まりました。ふだん新会員の皆さまがあまり目を通すことのない「国際ロータリー細則」や「標準ロータリー・クラブ定款」ですが、要は「ロータリアンであれば、ロータリーの雑誌を買って読まなければいけない」という規則があることをご紹介したかったのです。
 幅広い奉仕をするために、自分の所属するクラブばかりでなく、自分のクラブのある地区ばかりでなく、そして、自分の国ばかりでなく、世界中のクラブの活動やロータリアンのことを知らなければなりません。もちろん、世界の各地に出掛けて、多くのロータリアンに会い、いろいろな活動を見るのが一番いいのですが、それは簡単にできることではありません。ロータリーの雑誌を通して、幅広く情報を入手し、それを実際の活動に生かしてください。
 なお、2010年の規定審議会で、アメリカとカナダのロータリアンは、印刷された雑誌を郵送で受け取るか、インターネットで電子版の雑誌を受け取るか、選択することが可能になりました。


ロータリーの雑誌のはじまりは
ロータリーの友創刊号(1953年1月号)

 ロータリーの雑誌の始まりは、もちろん機関誌である『THE ROTARIAN』です。この雑誌は、1911年1月に『The National Rotarian』という名前で創刊されました。その後、1912年米国ミネソタ州ダルースで開催された第3回RI国際大会で『THE ROTARIAN』と改称され、今日に至っています。購読者も当初は3,000人でしたが、現在では約50万人になっています。
 日本のロータリアンの皆さまに購読いただいているロータリーの公式地域雑誌『ロータリーの友』は、1953年1月に創刊しました。これは、その前年、1952年7月から日本の地区が2つに分割されたのをきっかけとして誕生したのです。創刊号は、3,300部でした。現在は、約10万部発行しています。
 全世界には、『ロータリーの友』のようなロータリーの地域雑誌が32誌あります。どこの地域で、どのような雑誌が発行されているかについては、毎年『ロータリーの友』4月号横組みで表紙とともに紹介していますので、ご覧になってください。そのページにある「Rotary World Magazine Press」というのは、『THE ROTARIAN』と世界で発行されている31のロータリーの地域雑誌の総称です。この名称は、2002年11月の国際ロータリー(RI)理事会で決まりました。

ロータリーの雑誌にはいろいろな義務があります

 『ロータリーの友』が、ロータリー公式地域雑誌に指定されたのは、1980年7月です。それ以前、日本の会員は、購読義務を果たすために、『THE ROTARIAN』を購読していました。冒頭の国際ロータリー細則からわかるように、自分たちの地域の雑誌がロータリーの公式地域雑誌に指定されると、英語の『THE ROTARIAN』ではなく、母国語で書かれた雑誌を購読すればよいということになります。その一方で、指定された地域雑誌は、国際ロータリーの雑誌に関する、いろいろな規定を守る義務が出てきます。
 主なものを紹介すると、まず、『THE ROTARIAN』から、毎月指定された記事を掲載しなければならないということが挙げられます。タイトルの左上に「RI指定記事」と記してあるのが、掲載義務のある記事です。海外のクラブやロータリアン活動の記事が多く、身近なものが少ないので、興味がないとおっしゃる方も多いのですが、外国のロータリアンの活動を知るのにはとてもいい記事だと思います。読んでみると、ワクワクするような興味深い活動がたくさんあります。
 7月号の表紙には、RI会長の写真を載せなくてはいけません。RI会長の写真なら何でもいいのかというと、そうではなく、RI本部から送られてくる同じ写真を載せなければならないのです。でも、デザインは自由なので、同じ写真でも、雑誌ごとに雰囲気が随分違っています。このほかにも、委員会の構成とか、広告の量など、いろいろと決まりがあります。

『友』の縦書きと横書きの違いは


 
1972年1月号

 左から開けると縦書き、右から開けると横書き。ロータリアンになって初めて『ロータリーの友』を手にしたとき、何だか変な雑誌だなと思われた方もいらっしゃるでしょう。創刊当初は、すべて横書きでした。これは、当時のすべてのロータリアンにアンケートをとり、その結果、決まったことです。
 その後、俳壇、歌壇といった横書きでは都合の悪い欄もできて、縦書きのページも交ざるようになりました。現在のように、横書きと縦書きがはっきり分かれたのは、1972年1月号です。そのときの表紙は、陣羽織を前から写したものと後ろから写したもの。まさに、両方が表紙という特徴を生かしたすばらしいものでした。
 横書きと縦書きの違いは? 原則的には、横書きは、RIの方針や地区、クラブの活動を紹介など、いわばロータリーの公式の活動を紹介しています。一方、縦書きは、会員のコミュニケーションの場、基礎知識を広めてもらう場として、皆さま方からいただいた投稿を中心に掲載しています。
『ロータリーの友』2004年4月号掲載。その後の変更を訂正。
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