今回の国際協議会では、それぞれの本会議の最初に、「ロータリアンが変化をもたらす」という短いスピーチがあり、スピーカーは、母国語で話をしました。第2回本会議では、女性で初めて国際ロータリー(RI)理事になったカトリーヌ・ノワイエ・リボー氏がフランス語で話しました。
彼女は、2005年のロータリー100周年の折、ゾーン11のガバナーたちの活動を紹介。「同じ日、同じ時、250軒の映画館に5万人の人たちが映画を見に行くという活動です。映画の配給会社、映画館のオーナーとパートナーを組み、ロータリークラブがチケットを販売して、収益の3分の2を医療献金に充てるというものです。目標の50万ドルに対し100万ドルが集まりました。ロータリーでは、同時にフランスの脳関連障害の団体であるFRCとパートナーを組み、同障害の研究に取り組みました。このプロジェクトの成功は、持続性を確実にしました。3世代にわたるゾーン11のガバナーが常に協力をしました。国際ロータリー広報補助金で7分のロータリーの映画を作成し、映画の始まる前に見せられました。ゾーン11では、シネマを媒体として、行動を通してメッセージを伝えることが優先事項になっています」と紹介、「私たちは希望をもってやっています」と結びました。
次に、2010-11年度RI会長強調事項について、ビデオで紹介され、「ロータリーの発展」として、元RI会長のクリフォード・ダクターマン氏が、「ロータリーの奉仕の発展」というテーマで話をしました。
ダクターマン氏は、RI会長強調事項について、「皆さまが実施し、推進されているプログラムに対し、このような明確なビジョンを地区ガバナーに与えられたことはあまりありませんでした。これらは新しいプログラムというわけではありませんが、ロータリー世界の活動に焦点を定めるものです。ロータリーのプログラムがどのように生まれ、発展してきたのかを真に理解する経験をしたことのあるロータリアンは、ごくわずかしか、いないでしょう。ロータリーのプログラムは、RI理事会や財団管理委員会が始めたものではありません。すべてのプログラムは、ロータリアンが、ニーズがどこにあるか、自分たちのクラブで何ができるのかを考えて、素朴な想像力のあるアイデアを提示して生まれてくるものです」と述べ、ロータリーのプログラムの始まりについて話し始めました。
ダクターマン氏は「ロータリーのプロジェクトは無数にあります。なぜならば、世界のニーズにも限りがないからです。本日、私が皆さまに伝えたいのは、私たちがただ例会を開き食事を共にする以外に、まだたくさんのするべきことがあるということです。100年以上にわたって、プログラムは発展を続けてきました。すばらしいプログラムのアイデアが、まだ皆さまの思考の中に眠っているかもしれません。すぐれた活動は、皆さまが、クラブと地区に情報を伝え、活動を起こすよう意欲を喚起し刺激したときに生まれてくるのではないでしょうか。そのような喜び、本当の充実感をまだ味わっていないというロータリアンがたくさん存在しているということは、とても悲しいことだと思います。ガバナーとして、皆さまは先頭に立っていく必要があります。過去の功績は、ロータリーの未来の序曲にすぎません。会長強調事項をもって、皆さまはもっといい仕事に携わることができるのです。それは皆さまにかかっているのです。ぜひ、実践に移してください」と結びました。
|