ロータリー財団管理委員長のグレン E. エステス氏は、ロータリー財団についての基調講演の中で、「ロータリー財団を通して、地区やクラブだけでなく、ロータリーのすべての資源(資金)を共有することができます。私たちは、全世界に自分たちの抱負を高く掲げることができます」と、ロータリー財団の意義について述べました。私たちの財団は「世界でよいことをする」という、とても簡単なモットーをもっています。私たちはいろいろな方法で、よいことをすることができます。なぜならば120万人の会員がいるからです。そして、いろいろなところでよいことをすることができます。なぜならば、200以上の国と地域にロータリーがあるからです。そして、財団という力強いものが私たちの背後にあるために、いいことができるのです」と締めくくりました。
2009-10年度学友人道奉仕世界賞が、元世界銀行主任弁護士のピーター・カイル氏に贈られました。カイル氏は自らのさまざまな経験について話し、「私が人類への貢献をすることができた背後には、たくさんの人々がいるということを忘れてはならないと思います。特に、私に手を差し伸べてくださった方々、私のスポンサークラブであるウエリントンノースRC。私をロータリーの道に導いてくださった方々です。そして、キャピタルヒルRCが私を推薦してくださり、管理委員が私を選んでくださったことに感謝いたします」と述べました。
ヘイファー・インターナショナル会長のジョー・ラック氏は、危険と隣り合わせで行ってきたさまざまな活動について紹介しました。彼女は「ロータリーの皆さまが確約をされた、その気持ちが非常に重要です。どのように影響を与えたのか、その結果を聞くことはないかもしれません。しかし、違いをもたらしています。皆さまの行動や言葉が誰かの人生を変えるかもしれません。私たちの中核となる価値観に常に忠実に、そしてグローバルに考えましょう。常に超我の奉仕の気持ちをもちましょう」と述べました。
世界保健機関・世界ポリオ撲滅推進計画責任者のブルース・アイルワード博士は、ポリオ撲滅の状況について「史上で初めて、ポリオを最後の拠点から追放できる状況になりました。また、6か月間インドのウッダパダ州で全く症例が発生していません。ナイジェリアにおいても、ポリオの発症例が99%減少しました。ロータリアンの皆さまはこの瞬間を待っていたことと思います」と、今年に入って、ポリオ撲滅が現実になりつつあることを紹介しました。 そして、世界の各地でロータリアンが実施しているポリオ撲滅の活動について紹介し、また、ポリオ・ワクチンの改善についても述べました。「ポリオの撲滅は高くつきます。しかし、その価値は高いのです。このプログラムは5億人以上の子どもたちに到達します。ビタミンAや水痘のワクチンも一緒に子どもたちに提供できます。それぞれが2.5セント。このプログラムでは、たった10セントで、子どもたちが生涯にわたり恐ろしい病気から守られることになります。成功すれば何百億ドルという利益を貧困な国々にもたらすことになります」と述べました。 「ポリオは撲滅することができます。120万人のロータリアン、3万3,000のロータリークラブが努力をすれば実現できます。ロータリー世界の人々にお話しく
ださい。ポリオの撲滅は近い。ポリオのない世界はもうすぐそこにあります。ロータリーの方々は、ポリオの撲滅ですばらしい活動をしてきました。今こそ、ポリオを撲滅していきましょう」と結びました。
ヌール・ヨルダン王妃は、「私たちは、背景が違っていても結束をして、世界の平和、繁栄へと進んでいかなければいけません。本当の平和は政府の力によるものではなく、人々の手の中にあります。国際ロータリーは世界を変える一つの触媒となります。私たちは、世界の平和、公正さについて述べることができ、ロータリーの合唱に声を合わせることができます」と述べました。