モントリオール市長のジェラルド・トランブレイ氏は、世界各国の人々からなる国際ロータリーと多民族が
住むモントリオールの市民とが価値観を共有していると述べました。「私たちは、個人個人で、世界に違いをもたらしていくという責任をもっています。ロータリアンがもっている価値観をわれわれモントリオールの人々ももっています」と述べ、「最後にモントリオールでの滞在を楽しんでください。皆さんのもっている価値観を世界中に広げてくださいと結びました。
歴代のRI会長の紹介のあと、フィリピン・アラバングロータリークラブのマルシアノ・エヴァンジェリスタ神父が、Tuloy財団について紹介しました。同財団は、フィリピンのストリート・チルドレンを保護しています。現在10棟の寮で300人の親のない子どもたちが生活をしています。また、英語で教育を受けることもできます。職業訓練をしています。段階を追って、子どもたちが大人になったとき、社会に入って仕事ができるように育てています。「絶望した無力な子どもたちを、生産性の高い大人にしていくことができます」と、その意義について述べ、「子どもたちはこれ以上待てません」と、子どもたちの窮状を訴えました。
3人目のスピーカーは、ロータリー平和フェローのマリアス・アントノ氏です。彼は、母国キプロスでの二つの民族の争いについて紹介し、その歴史的な根深い対立を超えて、お互いが共存していく方法を探っています。彼は、その段階で、平和を推進するためには、教育が大事であると感じ、ノースカロライナ大学で教育のリーダーシップについて学びました。彼は「教育は非常な力をもっています。世界平和を構築する能力があります。共通のキプロスの歴史、共通のキプロスのアイデンティティを築き上げることができます。ギリシャ語とトルコ語をみんなに教えることで、過去を受け止めて、相手の苦しみを認めて、それによって、私たちが一つになって未来に前進することができるようになります」と結びました。
コートジボアールのロータリアン、マリー・イレーヌ・リッチモンド・アオゥア氏は、ロータリーのポリオ撲滅に対して、同国からの賞をジョン・ケニー会長に渡しました。キック・ポリオ・アウト・オブ・アフリカで、世界の各国を回っているサッカーボールを同氏から
受け取っジョン・ケニーRI会長は、そのボールにサインをしました。彼女は、コートジボアールのポリオ撲滅に対してのロータリーの貢献に感謝しました。
RI理事会メンバーの紹介の後は、グレッグ・モーテンソン氏のスピーチです。名前にご記憶の方もいらっしゃると思います。『ロータリーの友』誌でもインタビューを掲載した、『Three Cups of Tea』の著者です。同書は、『ここに学校をつくろう!』というタイトルで日本でも出版をされています。彼は、アフガニスタンでの学校建設を進めています。「明日、世界がどうなるかわかりませんが、今日、私たちはここで子どもたちに教育を与えます。ロータリーがやっていることを引き続き行っていただきたいと思います。それによって世界はより良いところになるでしょう。ロータリアンが世界で良いことを行っていることに感謝します」と結びました。